2019.10.31
地下2階地上4階、全長1キロ続く、船場センタービルには、飲食・アパレル・専門店……と、Deepなお店がたくさん！しかも、社員募集やバイト募集をしている店も少なくないそうだ。では「船場センタービルで働くのってどんな感じなの？」そんな悩みを解決すべく、モデルのmakiyoちゃんが船場センタービルの3つのお店でバイト体験する連載がスタート！
「バイトの初日って緊張しますよね〜！」と、makiyoちゃん。
今回、makiyoちゃんがアルバイトをするのは、船場センタービル3号館に居を構える和食屋・幸作さん。アルバイトは生花店や植物屋でしか経験がないということで、いささか緊張気味。お店へ入るやいなや「まずはユニフォームに着替えてね！」と、店主さんに促され、早速衣装チェンジ。
「お姉ちゃん、よう似合っとるわ」と、店主さん。
制服に着替えて、まずは店主さんから一日のバイトの流れを伺います。「まずはテーブルのセッティングやな。それからお茶出しに、配膳。慣れてきたら、漬物の盛り付けとかもやってもらおうかね」一通りの段取りを伺ったところで、実務開始！
「こういう作業、意外と好きなんですよね」と、makiyoちゃん。
お店のオープンに合わせて、お客さんがぞくぞく来店。まずは、食事を終えたお客さんのテーブルを綺麗にする作業からスタート。
「メニューはここだったかな？」と、周りのテーブルを確認しながら、配置していく。
テーブル拭きはもちろん、ポップやメニュー、爪楊枝や醤油などの小物類も定位置にしっかりと戻していきます。
「まずは、白菜から並べて……」盛り付けるときの表情は真剣そのもの。
続いてのお仕事は、定食とセットになった漬物の盛り付け。この日のラインナップは、しば漬けと白菜の浅漬け。「これがお客さんに出されるわけやから丁寧にね」と、店主さんに言われたことを肝に銘じ、それぞれを均等に少しずつ盛り付けていきます。
「お茶いかがですか？」と、お客さんに声をかけて回る。
ランチ時のピークタイムを超えると、お客さんもまばらに。「このくらいの感じやったら接客もやってもらえるかな」と、店主さん。まずは、お客さんの席を回って、お茶汲んでいきます。
「日替わり定食です。椀物が熱いので、気をつけてお召し上がりください」
そのままの流れで、配膳も体験。定食のお盆にはこれでもか！と、料理が配されており。意外に重たい。こぼさないように丁寧に、お客様のもとへと運びます。
「お姉ちゃん、初めてのバイト？頑張ってね！」とお客さん。
幸作の定食は、季節の魚や野菜がウリ。人気の日替わり定食には、焼き物に小鉢が二つ。デザートまでがセットになって、お値段なんと800円。定食を食べに、遠方から訪れるお客さんも少なくないのだとか。
「まかない初めてなんで嬉しいです！」と、makiyoちゃん。
飲食店バイトの醍醐味と言えば、接客ですが、まかないがセットでついてくることもまた楽しみのひとつ。この日は魚の煮付けとご飯とお漬物のセット。
みなさんマイ箸なんですね！私も持ってくれば良かった！
従業員が全員揃ったら、全員で「いただきます！」。「私、大丈夫でしたかね？」と、makiyoちゃんが聞くと「今日はありがとうね！若いバイトの子は少ないから助かったわ。またいつでもバイトしてな」と、店主さん。その言葉を聞いて、ホッと肩をなでおろした。
……といったところで一日バイトが終了。
「みなさんが優しくて。仕事がしやすい環境でした。バイトに入ったらすぐに、みんな仲良くなれそうですよね。お客さんも良い人ばっかりだし、文句なしです！私は、若い人が働く場所でしか、働いたことはないので。こういう雰囲気の場所もいいなあって思いました！」と、makiyoちゃんも大満足。次回は、どんなお店でバイト体験するのか……！乞うご期待！
取材・文・写真：ロマン
